三重県といえば伊勢神宮がある場所とイメージされる方は多いですが、それだけではなく様々なテーマパークや観光名所があります。名古屋からすぐにアクセスできるので、名古屋からバスツアーを利用して三重の名所を楽しむ観光客は多いです。
そこで、ここからはとりわけ人気の三重のバスツアースポットについて紹介してきます。
三重県桑名市にあるナガシマスパーランドは、名古屋からのバスツアーで人気を集めている名所です。このナガシマスパーランドは、東京ディズニーリゾートに次いで国内で2番目の敷地面積を誇ると言われています。敷地内には50種類以上ものアトラクションが揃っていますが、特に絶叫マシンを目当てに訪れる人は多いです。
「スチールドラゴン2000」「嵐」「アクロバット」という3種類もの絶叫マシンがありますが、その中でも怖いと評判なのが「スチールドラゴン2000」です。
巻き上げ式のローラーコースターなのですが、2479mとギネスにも認定されているほどに長いのが特徴的です。
他の所にはない迫力満点のマシンが揃っているので、連日、たくさんの観光客で賑わっています。その他にも、ナガシマスパーランド内には、「ナガシマジャンボ海水プール」があります。みんなで一緒に泳ぐことができる大きなプールがあるのはもちろん、とりわけウォータースライダーが人気を集めているのです。
高さ23mの地点から傾斜度60度のレーンを一気に滑り降りる「フリーフォールスライダー」、チューブの中を横になった状態で急旋回する「ウォーターチューブ」など絶叫系のスライダーが揃っています。したがって、みんなで一緒に遊べば、最高の思い出になることでしょう。
「アンパンマンこどもミュージアム」「長島温泉湯あみの里」など他にも施設があるので、一日中楽しむことができます。
「志摩地中海村」は、三重県志摩市の伊勢志摩半島にあるリゾート施設です。スペインの地中海沿いのリゾート地をモチーフにした観光施設で、およそ一万坪もある園内を歩くと至る所にスペイン風の鮮やかな建物を目にすることができます。
これらの建物や街並みの建材はすべて本場から輸入して造られているので、本当にスペインにいるかのような雰囲気を体感できますよ。インスタ映えスポットとして注目されているため、バスツアーを利用して遊びに来る方は非常に多いです。
また、スペイン料理を堪能できる飲食店も充実しているので、美味しい料理も味わえます。「志摩地中海村」では、街並み以外にも英虞湾でのクルージングが楽しめるのも魅力です。そもそも英虞湾とはリアス式の入り組んだ海岸のことで、「日本の夕陽百選」にも選ばれたほどに夕陽が美しい場所として知られています。
クルージングでは、リアス式海岸という自然の造形美を堪能できるのはもちろん、太陽の日差しと海風を浴びながらゆっくりと寛ぐことができます。日没時にクルージングに出かければ、海に沈んでいく雄大な夕陽を眺めることもできますよ。
海洋生物が大好きだという方におすすめのスポットが、三重県鳥羽市にある「鳥羽水族館」です。こちらの水族館は、海洋生物の種類が日本一を誇る水族館として知られています。館内には、およそ1200種類、3万匹もの生きものが飼育されているのです。
中でもとりわけ観光客を魅了しているのが、人魚伝説のモデルとなったジュゴンです。
ジュゴンは生息数が減少しつつあるために、現在では国際保護動物に指定されています。日本では鳥羽水族館でしか見ることができないほどに希少な生物です。ジュゴンは大きな体ではありますが、つぶらな瞳で可愛らしい顔をしているために見ているだけで癒されます。
その他にも、水族館ではアフリカマナティーをはじめカピバラ、スナメリなどの珍しい生物を間近に見ることができます。さらに、鳥羽水族館では1日に4回開催されるアシカショーも注目を集めていますよ。アシカショーでは、飼育員の指揮に合わせてアシカが童謡をオルガンで弾いたり、飼育員が投げたボールをアシカがゴールにシュートしたりする技を堪能できますよ。
また、ヒレで身体を支えて逆立ちするなど多彩なパフォーマンスを披露してくれます。非常にハイレベルなショーなので夢中になることは間違いありません。その他にも、ラッコにエサをあげる風景を見学することもできます。
まず、飼育員がラッコが好きなイカや貝を観覧客の前のガラスに投げていきます。すると、そのイカと貝を狙ってラッコが水中から勢いよく飛び出してくるのです。その様子が非常に可愛らしいと評判で、エサやりの時間になるとたくさんの観光客が押し寄せます。
水族館の館内には、鳥羽の名産品をはじめ鳥羽水族館のオリジナルグッズなどを販売しているお土産屋さんもあります。可愛らしい海洋生物をモチーフにしたキーホルダーやぬいぐるみ、お菓子など色々な商品があるので、家族や友人などへのお土産にぴったりですよ。
三重県でのバスツアースポットとしておすすめなのが、「なばなの里」という広大な植物園です。「なばなの里」の敷地内には一年中美しい花々が咲き乱れているので、自然豊かな景観をいつでも楽しめるのが魅力です。たとえば、春には桜やチューリップ、秋にはコスモスやダリア、夏にはアジサイや花菖蒲などの花々が美しく咲き誇っています。
「なばなの里」で特に人気を集めているエリアが、ベゴニアガーデンです。こちらでは、世界中から集めた1万2千株のベコニアの花が年中満開で咲き誇っている様子を見学することができます。ベゴニアは日常ではなかなかお目にかかれない花なので、訪れたら絶対に見る価値があるといえるでしょう。
その他にも、「なばなの里」では10月下旬から5月の初旬までイルミネーションイベントを楽しめるのも魅力です。夜になると白やブルーや赤など彩り豊かなイルミネーションが、一斉に輝く風景を堪能することができます。
豪華に輝くイルミネーションを目の前で見れば、感動することは間違いありません。「なばなの里」のイルミネーションは国内最大級のスケールを誇ると言われているので、毎年、全国からたくさんの観光客が訪れています。
恋人とのデートで訪れれば、ロマンチックな雰囲気に浸れることでしょう。
鬼ケ城は、三重県熊野市にある荒波の侵食、大地震の隆起によって生じた国の名勝天然記念物です。大小とたくさんある海食洞が、熊野灘に面して階段状に約1km続いている光景を目にできます。自然が造りあげた芸術をじっくりと堪能できることから、人気の名所となっています。